epgrecによるテレビ視聴環境の構築
- LAMP環境のインストール
- PHPの設定
- MySQLの設定
- epgdumpのインストール
- epgrecのインストール
- 番組表を取得するためのcronの設定
- apacheプロセスのユーザのログインシェルを変更
- epgrecの初期設定
LAMP環境のインストール
sudo -i
yum install at httpd mysql-server php php-mysql php-cli php-mbstring php-process
chkconfig httpd on
chkconfig mysqld on
chkconfig atd on
/etc/init.d/mysqld start
/etc/init.d/httpd start
/etc/init.d/atd start
exit
PHPの設定
/etc/php.iniを編集し、以下の項目を設定する。
timezone = "Asia/Tokyo" mbstring.language = Japanese mbstring.internal_encoding = UTF-8 mbstring.http_input = UTF-8 mbstring.http_output = pass mbstring.encoding_translation = On mbstring.detect_order = auto mbstring.substitute_character = none;
MySQLの設定
mysql_secure_installationを実行し、rootパスワードの設定等を行う。
mysql_secure_installation
次に、epgrecという名前のデータベースを作成し、epgrecという名前のユーザを作成する。
shell> mysql -u root -p
mysql> CREATE DATABASE epgrec;
mysql> grant all privileges on epgrec.* to 'epgrec'@'localhost' identified by [パスワード];
epgdumpのインストール
wget 'http://sourceforge.jp/frs/redir.php?m=jaist&f=%2Fepgrec%2F53385%2Fepgdumpr2_20111001.tar.gz' -O epgdumpr2_20111001.tar.gz
tar xf epgdumpr2_20111001.tar.gz
cd epgdumpr2
mkae clean
make
sudo install -m 755 epgdump /usr/bin/
epgrecのインストール
# ファイルのダウンロードと展開
# 展開先を変更する場合は、適宜apacheのvirtualhostの設定等を行う必要がある
cd /tmp
wget 'http://sourceforge.jp/frs/redir.php?m=jaist&f=%2Fepgrec%2F53387%2Fepgrec_20111001.tar.gz' -O epgrec_20111001.tar.gz
cd /var/www
tar xf /tmp/epgrec_20111001.tar.gz
# サーバプロセスがファイルを作成するディレクトリのパーミッションを777に変更する
cd epgrec
chmod 777 cache templates_c video thumbs settings
# config.phpの設定
# config.php.sampleをコピーし、チャンネルマップを編集する
cp config.php.sample config.php
vim config.php
# do-record.shの設定
cp do-record.sh.pt1 do-record.sh
vim do-record.sh # recpt1のインストール先を/usr/localから変更した場合は、RECORDERの値を適宜変更する。
番組表を取得するためのcronの設定
epgrecをインストールディレクトリ配下のcron.d/getepgを編集する。
- getepg.phpの絶対パスをepgrecをインストールディレクトリに変更する。
- cronのユーザがデフォルトではwww-dataとなっているため、centosの場合はユーザをapacheに変更する。
- 番組表の取得頻度を変更したい場合は、/2 となっている箇所を適宜編集する。例えば6時間毎にしたい場合は、/6 とする。
getepgの編集が完了したら、getepgを/etc/cron.d配下にコピーする。
apacheプロセスのユーザのログインシェルを変更
atdはシェルを起動できるユーザでないと使用できないので、apacheプロセスのユーザにログインシェルを設定する必要がある。
/etc/passwdの
apache:x:48:48:Apache:/var/www:/sbin/nologin
となっている行を、
apache:x:48:48:Apache:/var/www:/bin/bash
と編集する。
ubuntuの場合、apacheプロセスのデフォルトのユーザは、apacheではなくwww-dataなので、www-dataの行について同様の編集を行う。
epgrecの初期設定
epgrecのURL(デフォルトでは、http://127.0.0.1/epgrec/)にアクセスし、ガイダンスに従ってepgrecの初期設定を行う。